クラウドリースは主に店舗ビジネスをしている事業者に対して融資を行うソーシャルレンディング業者です。
ソーシャルレンディングを通じて投資家から集めた資金を、店舗ビジネスを展開している会社の設備資金などとして融資します。
高利回りのキャンペーンファンドが多く、美味しい案件はすぐに募集が埋まってしまうほどの人気で、その勢いを感じさせています。
クラウドリースは記事執筆時点(2017年7月)ですでに成立ローン総額37億円を実現しており、そのうち17億円は分配金として返済実績を持っています。
この返済割合は他のソーシャルレンディング業者と比較しても高く、クラウドリースが確実に投資からからの信頼を築いていることの裏付けにもなっています。
店舗運営事業者への設備資金を応援
クラウドリースが手がけているのは、店舗運営事業者への融資です。
店舗ビジネスと言うと多岐に渡りますが、現状はアミューズメント事業者(おそらくパチンコ店運営事業者)への貸付が中心です。
ソーシャルレンディングではパチンコ業界への貸付案件が少なくありません。
なぜかというと、ソーシャルレンディングは投資家が期待する高利回り案件を募集する必要があるため、高収益なビジネスへの貸付けを求めています。
一方で、パチンコ店は新機種導入時に多額の出費をし、導入したパチンコ機をお客さんに遊んでもらうことで売上を回収するビジネスです。
新機種導入時には短期の借入が必要となるため、ソーシャルレンディングは資金調達手段としてうってつけなのです。
もちろん、クラウドリースは店舗事業であれば業種を問わずに貸付けを行うソーシャルレンディングですので、アミューズメント事業者以外への貸付案件も存在します。
短期の高利回り案件が魅力
クラウドリースの特徴として、
- 短期間の案件
- 高利回りの案件
が多いというものがあります。
ソーシャルレンディングは少なからずリスクがありますから、投資家は比較的短期で償還を向かえる案件を好みます。(ソーシャルレンディングにおいて、運用期間が12ヶ月を超える案件はリスクが高いと個人的には考えています)
また、クラウドリースは他のソーシャルレンディング業者よりも利回りが高い案件が多く、中には利回り10%の案件も存在します。
これは逆にいうとリスクが高いとも言えるのですが、過去の融資先を見る限りでは規模が大きめのアミューズメント事業者に対して融資をしているようなので、安心感はあります。
もちろん、貸し倒れ案件を掴んでしまうとダメージが大きいので、しっかりと担保や保全のある案件かどうかを確認しておくことが重要です。
クラウドリースの社長について
クラウドリースの社長は武谷 勝法氏です。
武谷 勝法氏は、もともと東証一部上場の株式会社ワキタにてベンチャー企業の支援をしていました。
その後、独立開業をし実際にレストランビジネスを展開することで、店舗事業の運営に関するノウハウを身につけます。
その後、飲食店を始めとする店舗運営事業者のサポート事業を行う、株式会社ダーウィンを設立。
クラウドリースの直接的な貸付先は、この株式会社ダーウィンとなっているようです。
株式会社ダーウィンは2000年に設立された会社で、資本金は4,300万円、従業員数も80名在籍しています。
ダーウィン本体が行っている事業としては、下記のようなものがあります。
出店総合サポート事業
新しく店舗を出店する事業者に対して、物件開発、資金調達、海外進出支援などのアドバイスを行う事業です。
レンタルサービス事業
店舗運営事業者向けに、フレグランス(印象に残る良い香り)を出す機械のレンタル、サロンやクリニック向けにセルフホワイトニングシステムを貸し出すサービスを展開。リース事業に近いビジネスです。
商業店舗事業
株式会社ダーウィンが実際に店舗を運営する事業。飲食店やフィットネスクラブを展開。
また、グループ会社として複数の会社を傘下におさめており、その中の1社にソーシャルレンディング事業の「クラウドリース」があります。
上記の実績や武谷 勝法氏を見ても、クラウドリースが全うなソーシャルレンディング業者であることがわかりますね。
クラウドリースの注目案件
管理人が現在注目しているクラウドリースの投資案件を紹介します。
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管理人の評価
店舗事業に特化したソーシャルレンディング業者として注目を集めているクラウドリース。
現状はアミューズメント事業者への融資案件がほとんどですが、運営している親会社の株式会社ダーウィンが飲食店やフィットネスの事業支援に強みを持っていることからも、今後様々な業種への融資案件が展開される可能性があります。
平均利回りを見てもソーシャルレンディング業界全体を上回っていることから、隠れた人気業者として評判です。
特にキャンペーンファンドのお得度が高く、募集開始後すぐに満額達成で募集を締め切ってしまうことも多いので、気になる案件があったら早めに投資の意思決定をすることをおすすめします。
続いての記事は「(怪しい業者も含む)ソーシャルレンディング業者を案件や手数料で比較」です。
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