
QUOINEXという仮想通貨取引所をご存知でしょうか?
コインエクスチェンジと読むこの取引所は日本だけでなく海外にも展開している仮想通貨取引所です。
今回はそんなQUOINEX(コインエクスチェンジ)について特徴や安全性についてご紹介していきたいと思います!
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の概要
会社名 | QUOINE株式会社 |
取引所名 | QUOINEX |
設立 | 2014年11月 |
資本金 | 20億円 |
代表取締役社長 | 栢森 加里矢 |
本社所在地 | 東京都千代田区平河町二丁目7番3号 |
金融庁登録 | 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00002号) |
仮想通貨取引所であるQUOINEX(コインエクスチェンジ)は2014年にシンガポールで設立されたQUOINE株式会社が運営する金融庁登録済みの仮想通貨交換業者です。
もともとはシンガポールに本社を置いていましたが2016年3月に日本へ拠点を移しました。
CEOである栢森加里矢氏は日本仮想通貨事業者協会の理事も務められています。
このコインエクスチェンジは「coinexchange」という他の仮想通貨取引所もあるのでお間違いのないようご注意くださいね。
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の公式ホームページはこちらになります。
【QUOINEX】アジア圏最大級のビットコイン取引所!
QUOINEX(コインエクスチェンジ)の特徴は通貨ペア数とQASH?

取扱通貨 | ビットコイン(BTC),イーサリアム(ETH), ビットコインキャッシュ(BCH) , リップル(XRP), キャッシュ(QASH) |
取引手数料 | BTC/JPY:0円(無料) BTC/JPY以外:約定金額の0.25% |
入出金手数料 | 日本円入金:無料(銀行手数料はお客様負担) 日本円出金:500円(銀行手数料はお客様負担) |
取引タイプ | 取引所・販売所 |
レバレッジ | 最大25倍(証拠金維持率が110%以下でロスカット発動) |
5種類の取扱銘柄
QUOINEXでは現在、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ビットコインキャッシュ(BCH)・リップル(XRP)・キャッシュ(QASH)の5種類の暗号通貨を取り扱っています。
2018年1月25日に新しくリップル(XRP)が上場されました。
当時はライトコイン(LTC)・ネムコイン(NEM)・イーサリアムクラシック(ETC)も上場予定でしたが、当面控えることになったと発表がありました。
QUOINEXは通貨ペアが多いという特徴がありJPY・USD・EUR・AUD・HKD・SGD・CNY・PHP・INR・IDRといった世界各国の法定通貨と取引が可能です。
現在では現物取引では40の通貨ペア、差金決済取引(レバレッジ取引)では19の通貨ペアがあります。
キャッシュ(QASH)という仮想通貨トークン
QUOINEXの取扱通貨の中にキャッシュ(QASH)という見慣れない仮想通貨があったかと思います。
実はQASHというのはQUOINE社が発行している仮想通貨トークンです。
QUOINE社は仮想通貨市場に流動性を供給する新世代の金融サービスとなるプラットフォーム「LIQUID」というプロジェクトで利用するためにQASHが開発、発行されました。
2017年11月6日から3日間にかけてQUOINE社はICOを行いQASHを販売し、およそ130億円を調達したと発表しています。
また1月26日にはQUOINEXだけでなく韓国の取引所GOPAXにも上場しました。
取引手数料・入出金手数料はいくら?
QUOINEXではBTC/JPYの取引においては現物取引も差金決済取引(レバレッジ取引)も取引手数料は無料となっています。
その他のアルトコインを含んだ取引では約定金額の0.25%が手数料として課されます。
レバレッジ取引ができる通貨ペアは限られており、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)とキャッシュ(QASH)と法定通貨となっています。
BTC/JPY BTC/USD BTC/EUR BTC/AUD BTC/SGD BTC/HKD BTC/CNY BTC/IDR BTC/PHP BTC/INR ETH/JPY ETH/BTC QASH/JPY QASH/USD QASH/EUR QASH/SGD QASH/IDR QASH/BTC QASH/ETH QUOINEX資料「取引ルール」より作成
レバレッジ取引を行う際の建玉(ポジション料)は1日あたり0.05%となっています。
入出金手数料に関して、日本円の入金は無料、日本円の出金は500円がかかります。
QUOINEXは約380の金融機関に対応しているため、提携先の金融機関から24時間いつでも入金ができるようになっています。
入金も出金も銀行手数料は別途でかかり、それは利用者の負担となっているのでお忘れないようにご注意ください。
また日本円を出金するときに時間がかかると言われています。
しかしQUOINEXでは利用者が出金の依頼をしてから検証が行われ承認されたら出金となります。
このプロセスによって安全性を高めているそうなので利用の際にはあまりせかせかせずに待っててくださいね。
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QUOINEX資料「取引ルール」より
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QUOINEX(コインエクスチェンジ)のセキュリティ対策は安全?

最近仮想通貨取引所のセキュリティに関してとても関心が集まっています。
先日のコインチェックでの仮想通貨ネムの流出事件がきっかけで安全性はどの取引所も特に力を入れなおしています。
ではQUOINEXではどのような取り組みがなされているのでしょうか?
QUOINEX(コインエクスチェンジ)のセキュリティ対策
QUOINEXはメリルリンチやゴールドマンサックスなどの投資銀行でセキュリティやコンプライアンス、オペレーションやリスクマネジメントを最前線で長年経験してきた方々が経営陣となっています。
そういった金融業界に長年身を置いている経営陣の知識、経験をもとにインフラ、プロダクト、社内システム、オペレーションと、あらゆる面からセキュリティ対策を徹底しているといいます。
そんなQUOINEXでは以下のようなセキュリティ対策を行っています。
1. 取扱仮想通貨は100%コールド・ウォレットで管理*
2. 徹底した顧客資産の分別管理
3. 出金用仮想通貨アドレスのホワイトリスト化
4. 仮想通貨出金における4段階でのチェックプロセスおよび当社によるマニュアルでのダブルチェックプロセスの導入
5. プライベートサーバーを利用
6. サービス利用におけるユーザー二段階認証の必須化
7. API経由での法定・仮想通貨の出金の禁止
8. 外部専門家(ホワイトハッカー)によるペネトレーションテスト(システム脆弱性等のチェック)を1年に2度実施
9. 社内システムへのアクセス時の全従業員への二段階認証の必須化
10. 社内システムへのアクセス時のIPアドレスのホワイトリスト化*ビットコインおよびビットコインキャッシュについてはマルチシグを導入済みです。
QUOINE – QASH / 公式テレグラム グループより
見てお分かりいただけるようにとてもセキュリティに力を入れていることが実感できるかと思います。
上で日本円の出金に時間がかかるというのも4段階でチェックプロセスを行いさらに会社でダブルチェックをしているからなんですね。
ビットコインとビットコインキャッシュについてはマルチシグを導入済みとありますが、その他のアルトコインも今後実装されていくと考えられます。
上場が見送られたライトコイン(LTC)・ネムコイン(NEM)・イーサリアムクラシック(ETC)についてもセキュリティ対策が充分になされてから上場されていくのではないでしょうか。
まとめ

今回はQUOINEXについてご紹介してきました。
たくさんの通貨で取引ができ、セキュリティ対策にもとても力を入れている取引所だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
QUOINEXは単なる仮想通貨取引所だけの機能ではなく今後さらに金融サービスとしてのプラットフォームなど様々なことに取り組んでいくと予想されています。
今後の取組にますます注目です。
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