シンガポールに住むロバートさんは、80歳のビットコイン投資家で、彼が最近行った旅行の内容が話題となっている。ロバートさんは、現金とクレジットカードを自宅に置いて旅行に出かけた。旅行先での費用はすべて仮想通貨で支払ったという。
ロバートさんは、飛行機の予約から滞在先のホテルの支払いまで仮想通貨を使っている。旅行先はオーストラリアのブリスベンで、滞在中の費用はすべて仮想通貨を使った。ブリスベンでの最初の買い物は、空港にて仮想通貨のダッシュを使ってコーヒーを購入したようだ。
旅行先のブリスベンはオーストラリアのシドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市で、積極的に新たな技術を取り入れている新興都市だ。ブリスベン空港は今年から、国際空港としては初となる仮想通貨の支払い受付を開始している。
ブリスベン空港は、仮想通貨の決済システムを提供するTravelbybitとパートナーシップを組んでいる。Travelbybitの決済システムではビットコイン、イーサリアム、ダッシュなどの仮想通貨を扱っている。
Travelbybitは、ブリスベンの市街地にあるショッピング・ストアなどにも決済システムを提供している。ロバートさんは、ブリスベンでの滞在中の仮想通貨の支払いがスムーズに行えたことに驚いたようだ。
Travelbybitが提供するツアーに参加したロバートさんは、市内観光と共に仮想通貨のミートアップにも参加し、ビットコインなどについて語りあった。
ロバートさんは自身をビットコインのベテラン投資家でHodler(ホドラー)だと表現している。仮想通貨はインターネットさえあれば世界中どこでも使うことができる通貨であることから、技術がさらに進化すれば、ロバートさんのようにスマートフォンだけで様々な場所へ旅行できる時代が来るかもしれない。