米コインベース、インサイダー取引疑惑で訴訟

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米仮想通貨取引所大手のコインベースが、インサイダー取引や情報の不正操作などの疑惑を受け利用者から集団訴訟を起こされている。コインベースは昨年12月、ビットコインキャッシュ(BCH)を事前告知せず上場させた。BCHの価格は上場直後から高騰し、インサイダー取引疑惑が浮上していた。

コインベースの利用者でアリゾナ州在住のジェフリー・バーク氏は、今回の集団訴訟の代表者だ。バーク氏は2017年12月19日から21日にかけて、BCHの上場を通じてコインベースが意図的にBCHの価格を釣り上げたことで、不当にお金を失ったと主張する。

バーク氏の訴状は3月1日、2つの弁護士事務所の訴訟代理人を通じてカリフォルニア北地区地方裁判所に提出された。訴状によると、コインベースのブライアン・アームストロング最高経営責任者とデイビット・フォーマー営業責任者が被告となっている。

コインベースはBCHを昨年12月19日に上場させた。18日時点では1BCH=1865ドルであったが、コインベースへの上場をきっかけに価格は3日間で130%も上昇している。21日には最高値の1BCH=4300ドルを記録した。

アームストロングCEOは20日、公式ブログにて社内にインサイダー取引に関連した従業員がいないか内部調査を行うとしていた。

BCHは昨年8月、ビットコイン(BTC)からハードフォークし誕生した。当初コインベースはBCHを扱わないとユーザーに対して通達していた。しかし、12月19日に突如としてBCHの上場がアナウンスされた。

取引所で扱われることが決まれば、ほとんどの場合、その仮想通貨の価格は上昇する。仮想通貨市場の透明性を保つため、取引所には取扱通貨の上場に関する前告知や社内のインサイダー取引への対策が求められるだろう。


Cointelegraph