【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
【免責事項】当サイトで提供しているビットコインの相場情報等のコンテンツは、執筆者の個人的見解に過ぎず、執筆者、ワイジェイFX株式会社及び当社がその内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、かかる情報は、参考となる情報の提供を目的としたものにすぎず、仮想通貨に関して、特定の投資行動や運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。 なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。 当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、執筆者、ワイジェイFX株式会社及び当社は責任を負いません。
こんにちは。国府勇太です。
今週(5月21日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。
先週を一言で表すと「100万円の壁は厚い!低空飛行続く」です。
5月14日(月)に954,446円でスタートしたビットコイン円。
月曜こそ十字線(始値と終値が同じ)だったものの、火曜、水曜、木曜と続けての小反落。
とうとう90万円も割ってしまいました。
その後、週後半にかけて小反発。
結局944,490円と、1週間の始まりの価格と終わりの価格がほとんど同じレベルでのクローズとなりました。
動きがあまりない、低空飛行が続いた1週間でした。
ちなみに、今週に入り、もう一段下げて安値82万円台までつけています。
今週の見通し
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)をプロットしてみましょう。
注目は雲です。
見ると先週はすべて雲の中。
一目均衡表を使うと、先週は「迷いで停滞」していることが文字通り一目でわかります。
そして、直近雲を割ってしまい、さらに下げが加速している点が気になります。
スイング(数日での取引)と長期(数ヶ月、数年)でサイド(買いか売りか)が分かれるポイントです。
スイングも場合は、ショート(売り)もありの場面です。
しかし、値動きの大きいビットコインなのであっという間に90万円台への回復も考えられます。
いつもよりポジションを減らすなどリスク管理をしっかりしなければいけない難しい局面です。
長期の場合、ポジションを小分けにしてサイドはロング(買い)で増して行くチャンスです。
長期投資の場合は、「周りが悲観となっているときがチャンス」が鉄則です。
さらなる下げも考えられるので、一度に大きな金額で買うのでなく、タイミングを数回にして買い増していきましょう。
「買った価格より下げたら買い増す」というルールをつくることで、下落が進んだ時にも精神的にラクとなり、うろたえることも少なくなります(むしろ「ラッキー!さらに安く買える!」と思えるようになります)。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
記載の内容は作成者の個人的見解であり、ワイジェイFX株式会社の見解ではありません。
また、記事の内容はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。
これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、作成者及び、ワイジェイFX株式会社は一切の責任を負いません。
投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断で行って下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No tags for this post.