
Business Standardの記事によると、Rippleをはじめとする複数の企業でワシントンD.Cでのロビー活動を目的とした団体SAIVが発足しました。
議会やSECへのロビイングにより適用規制決定を推進
SAIV(Securing America’s Internet of Value Coalition)はサンフランシスコに拠点をおく企業で構成され、Rippleを含む複数のスタートアップ企業が含まれています。
彼らは9月27日(木)、超党派の大手ロビー企業であるKlein/Johnson Groupと連携し、テクノロジーと金融(フィンテック)に特化した団体をスタートさせることを発表しました。
同社のロビー活動は、議会や証券取引委員会(SEC)などにおよび、ブロックチェーン技術や仮想通貨に対してどのような連邦規則の元で扱うべきかを決定することに取り組みます。
現時点での大きな懸念点としては、価格変動、詐欺的なICOや麻薬取引などへの犯罪利用だとしています。
この点についてKlein/Johnsonの共同創始者であるIzzy Klein(イジー・クライン)は、フィンテック企業の多くは急速に変化する仮想通貨市場において、規制するのではなく革新を促す政府による監督を求めているとしています。
報酬は毎月XRPで支払う
SAIVはKlein/Johnsonに対し、毎月25,000ドル(約280万円)と10,000 XRP(2018年10月1日時点で約67万円)を支払うとしています。
Klein(クレイン)氏は受け取ったXRPに関して、これが連邦規則に沿ったものであることが明らかとなった場合、これをアメリカドルに交換すると発言しています。
RippleのCOOであるLarsen氏は、この計画はKlein/Johnsonに良い面とリスクの両方を与えるが、業界に衝撃を与えてくれることを期待していると述べています。
XRPの最新チャート(2018年10月1日時点)は以下の通りです。
最近のポジティブなニュースに加え、ripple主催のカンファレンスSWELLの開催で新たな計画の発表に対する期待感が高まったことによる高騰が続いています。

#SwellbyRipple starts in less than 24 hours. Find out where to follow coverage and who’s already in town for the event. https://t.co/Qx6KGkMZ82 pic.twitter.com/fUx0R0slMn
— Ripple (@Ripple) 2018年9月30日