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19億ユーロ超大規模詐欺の疑いで行方不明の元ワイヤーカードCEOを逮捕

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要点

・19億ユーロ以上の使途不明金を出し、行方不明になっていたワイヤーカードの元CEOが今週身柄を拘束されました。
・巨額の使途不明金の存在が発覚したワイヤーカードの株式は1週間で85%も下落しています。

仮想通貨でビットカードのWirecard元CEOが逮捕


画像引用先 Wirecard Press Room

 

Financial Timesによると、ドイツ当局は、仮想通貨デビットカードを運営するドイツのデジタル決済会社Wirecard元CEOマーカス・ブラウン(Markus Braun)を、市場操作と誤った会計処理を実行し、会社に大きな利益があると見せかけた疑いで逮捕しました。

 

ブラウンは、約19億ユーロ(約2,280億円)の使途不明金を生じさせたとして非難されていました。
マーカス・ブラウンが逮捕された一報を聞いたワイヤーカード社は、</span>不明の19億ユーロは恐らく存在しないだろうと述べた。

 

先週金曜日にワイヤーカード社を辞職する意思を固めたブラウンは月曜日の夜に正式に辞任となっています。
ドイツ・ミュンヘンの裁判所を通じ、ブラウンの身柄を拘留するかどうかの司法判断を下すとのこと。

ブラウンによって巨額の使途不明金が発覚し、その後逮捕されたニュースを受け、ワイヤーカード社の株価は、6月17日の104ユーロ(117ドル)から昨日の16ユーロ(18ドル)まで、一気に85%の暴落となりました。

 

Wirecardによる影響は各社ないとコメント

Wirecardは、Crypto.comおよびTenXの仮想通貨デビットカードを運用しており、両社ともユーザーファンドは危険にさらされていないと述べています。

Crypto.comのクリス・マルザレク(Kris Marzalek) CEOは、6月18日のツイートで

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(日本語訳)

Crypto.comのWirecardによって発行されたデビットカードは完全に前払いされます。これらのクライアントフィアットファンドは、分離されたクライアントアカウントで、英国のFCAによって規制されているEMI機関によって保有されています。資金は、FCAの要求に応じて、Wirecardではない別の銀行に保管されます。
さらに明確にするために、WirecardにはCrypto.comが保有する仮想通貨の管理はありません。

とツイートしています。

 

TenXもTwitterでCrypto.comのクリス・マルザレクCEOと同様に

https://platform.twitter.com/widgets.js

(日本語訳)
今のところ、今回の問題はTenX社に影響はありません。ユーザーの仮想通貨および法定通貨残高は、WirecardではなくTenXによって維持されている。

と語っています。

 

大手通信社のロイターは、検察当局は同容疑者が収入を偽ることで会社の資金を過大に見せ掛け、市場を操作した疑いがあると報じています。

さらに伝えられたところによると、ミュンヘンの検察当局は今月22日にワイヤーカードの取締役を解任されたヤン・マルサレク氏の逮捕も検討しているとのこと。

 

発行済み株式の7%を所有する筆頭株主であるマーカー・ブラウンは2002年から同社CEOに就任。
その後、同社をヨーロッパを代表するフィンテック企業と呼ばれる地位にまで育てたあげた人物で、会計問題ではこれまで強気の姿勢を貫いてきたとして広く知られていました。
なお、暫定CEOには18日にコンプライアンス責任者として入社したばかりのジェームズ・フライス取締役が就任しています。

 

ワイヤーカード社について、イギリスフィナンシャル・タイムズ紙が昨年1月、不正会計問題が発覚したと報じて以降、株価が乱高下しているものの、同社はこれまで不正について、強く否定していました。

昨年4月にソフトバンクグループ関連会社との提携を発表ししており、発行済み株式の約5.6%分に相当する普通株に転換できる新株予約権付社債(転換社債=CB)をSBGの子会社が約9億ユーロで引き受けることなどで合意したと日本経済新聞社が報じています。

 

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