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フィリピン証券取引委員会はイーサリアムForsage DappをMLM詐欺と非難

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要点

・世界的に人気のイーサリアムDappは、フィリピンSECが未登録のセキュリティと判断しました。
・Forsage Dappの運営者は、SEC(証券取引委員会)の求めている法の遵守を拒否しているとみられています。
・MLMのForsageが、過去24時間にイーサリアムネットワークの13%を消費した事が分かりました。

フィリピンSECはイーサリアムDappを詐欺と判断

Ethereum(イーサリアム)ネットワークでのアクティビティの25%を占める、Ethereum(イーサリアム) 分散型アプリケーション(dapp:decentralized application)について、フィリピン証券取引委員会は、ポンジ・スキーム(Ponzi scheme=出資金詐欺)として非難しました。

6月30日にフィリピンのSECは、かねてより疑問視されていたイーサリアムdapp「Forsage」について、ユーザーはすぐにやめるように警告しました。
また、Forsage運営者に対し、SEC委員会へ正式な登録手続きをするよう要求しました。
Forsageは、MLM(Multi-Level Marketing=マルチ・レベル・マーケティング)としての典型的な特徴を多く有していることが分かっています。

Forsage dappは、人気のランキングサイトDappStatsにて“ハイリスク”アプリケーションとして分類されています。
このアプリケーションでは、マルチレベルの「スロット」に投資するユーザーを増やし、そこから利益を得ることができるとされています。

フォーセージはSECに従う事を拒否

Forsageは、フィリピンSECから事業登録をするよう警告されているにもかかわらず、運営側はこの指示に従う意思はないとみられています。
SECは、Forsageから既に連絡を受けていると述べており、委員会による登録への働き掛けは役立たなかったと明かしてしています。

Ethereum開発者の一人、フィリップ・カストングアイ(Philippe Castonguay)氏と話をしました。彼はForsageコードを調べ、スマートコントラクトは「止めることはできない」と結論付けたことを海外メディアは報じています。

同氏は、フィリピンSECがForsageを強制的に閉鎖する力を持っているかどうかについては疑わしいとの見解を述べています。
その理由として、SECは、ユーザーが使用している取引所に情報を要求することでユーザーの身元確認のために追跡しようとする可能性があるが、これらを実行するには非常にコストがかかり、非効率的だからであると述べています。

SECが公式に警告を発して以降もForsageアプリは停止されておらず、DappStatsのランキングによれば、元時点で最も人気のあるイーサリアムベースのDappであり、過去24時間で4,700人を超えるユーザーがいることが分かります。

ForsageがEthereum(イーサリアム)ネットワークの遅延を招く?

Forsageはイーサリアムネットワークの主要な活動源であることが証明されています。

Dune Analyticsで確認されたように、Forsageスマートコントラクトは、過去24時間にわたって、イーサリアムのガスの1 11.47%%を消費しています。

ガスとは、操作を実行するために必要な計算能力を表すイーサリアムの測定単位で、イーサリアムネットワークの25%を占有するとイーサリアム取引手数料を押し上げることが可能になります。

Bitinfochartsの取引手数料履歴チャートを見てみると、イーサリアム取引手数料は2020年1月以降上昇しており、5月からは急上昇していることが分かります。

Forsageはイーサリアム唯一のポンジではない!?


(画像引用先 Eth Gas Station)

現在、イーサリアムのストレステストの原因となっているのはForsageだけではありません。
Eth Gas Stationによると、Tether (テザー/USDT)契約がネットワークのガス使用量の26%を占めており、こちらも原因となっています。

Forsageは執筆時点で4位にガスを使用しており、その後の5位6位は“Scam Reported=詐欺報告”と記載された詐欺案件が浮上しています。

イーサリアム開発者のカストングアイ氏は、これらの詐欺がすぐになくなるとは考えておらず、イーサリアムがこのように使用されたのは残念なことだと述べています。

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