トランザクション

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仮想通貨取引の危険トランザクションが簡単に凍結できる時代に

要点

・暗号追跡を手掛けるCipherTrace社が、追跡ソフトウエアに新たな予測機能を導入しました。これによって、仮想通貨取引が安全で、犯罪者に結びついている可能性のある資金を解読できるようになるとのこと。
・新たに導入された新予測機能は、仮想通貨取引所や類似ビジネスで、ブロックチェーン取引を確認する前に、犯罪者に結びついている可能性のある取引を凍結させることを目的としています
・今回の新機能導入により、CipherTrace社は、仮想通貨ビジネスに犯罪活動から得た資金を回避する手助けをしたいと考えています。

追跡ソフトに新予測機能を導入


(画像引用先:CipherTrace )

DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency=アメリカ国防高等研究計画局)が支援するブロックチェーン分析会社CipherTraceが、仮想通貨の予測機能を発表しました

同社によると、リアルタイム分析と予測リスクスコアリングを含む新しいツールが既存の顧客へ利用可能になり、7月末には新規クライアントに提供される予定です。

先週、仮想通貨市場では、ツイッターアカウント乗っ取り事件により、ビットコイン詐欺を拡散させるために130ほどのアカウントを乗っ取る大規模なハッキング事件で衝撃を受けました。
その影響を受け、Coinbaseなどの仮想通貨取引所が詐欺師の保有するウォレットアドレスへのトランザクションを凍結する前に、無防備な状態であったTwitterフォロワーから120,000ドルを超えるビットコインをだまし取っています。

既存技術を迅速化

CipherTraceの最新の技術は、業界では目新しいものではなく、ライバル企業のChainalysis社とElliptic社は、すでに同様のツールを販売していますが、CipherTraceの最新技術は、さらに迅速化することを目的としています。

海外メディアのインタビューでCipherTrace社チーフファイナンシャルアナリストのジョン・ジェフリーズ(John Jefferies)氏は、ビットコイン取引は、ブロックチェーンにコミットする前に、会社の資金監視システムとアルゴリズムを使用してスコアリングされます。
仮想通貨取引所や仮想通貨ATMのほか、仮想通貨取扱い店頭デスク、ヘッジファンドなどの仮想通貨取扱いサービスプロバイダーは、プラットフォームに流入するトランザクションをスコアリングするために当社のソフトウエアを使用しています。

ブロックチェーンからデータを取り込むことで、AI(人工知能)は資金が汚染されているかどうかに基づいてマネロンリスクを低~高にトランザクションをスコア付けすると説明しています。

ブロックチェーンで確認される前に、ビットコイントランザクションはmempoolと呼ばれるものに保存され、検証を待たなければなりません。

トランザクションがブロックチェーンで確認・確定されるまで、10分から数時間かかることがあり、今回の新技術は、取引所や他のビジネスが最終的なものになる前に危険なトランザクションを特定できるようにすることを目的としているとのこと。

トランザクションに関与する住所が認可された領域またはエンティティに起因する可能性があることを示唆するデータを発見した場合、トランザクションを潜在的に高いリスクとしてラベル付けします。

リスク・スコアリングは資金源に基づいているとジェフリーズ氏は説明しており、トランザクションがmempoolに入ると、危険なトランザクションを確認し、ブロックチェーンに書き込まれる前にそれらがどこから来たかを知ることができ、ユーザーは資金を停止することができます。

なお同氏によると、CipherTraceは世界の取引量の約87%を可視化し、何億もの属性データポイントを誇っており、これが暗号追跡会社がクリーンな資金と犯罪者に関連している可能性のある資金を解読することを可能にする、と述べています。

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イーサリアムトランザクションで3億円相当の手数料!その原因とは?

要点

・イーサリアムトランザクションで巨額の手数料が発生!
・手数料は日本円で3億円近くがはじき出されています。

イーサリアムトランザクションで巨額手数料!?

 

今月10日、イーサリアムトランザクションで、わずかなETH送金に対して驚く様な金額の手数料が発生していることが分かりました。

 


(画像引用先 Etherscan)

 

1度目は今月10日、09:47 UTC(日本時間の10日18:47)頃0.55ETH(127.37ドル)の送金に対し、取引手数料が10,668.73185ETH(2,603,170.57ドル)


(※画像引用先 Etherscan)

2度目は昨日11日、03:30UTC(日本時間の12日12:30)頃、350ETH(81,522ドル)の取引に対し、取引手数料が10,668.73185ETH(2,484,961.02ドル)という巨額手数料が提示されたトランザクションが確認されたことが分かりました。

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(日本語訳)
今回はイーサリアムで誰かが133ドルを送るために、取引手数料として250万ドルを支払いました。彼らはほぼ確実に手数料を送金額と交換しました。

 

今回のトランザクションは、両日とも手数料の金額が同額の類似性が見られることから、ユーザーが誤って料金を送信金額と入れ替えてしまったヒューマンエラーの可能性があると推測されています。

その一方で、マネーロンダリングに利用された可能性や、取引所の自動送金システムにおけるバグによってこのような驚きの手数料が発生してしまったのではないかなど、さまざまな声が交錯しています。

 

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今回のトランザクションに対し、Ethereum共同創設者のVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は

(日本語訳)
完全な間違いです。
EIP 1559では、ユーザーが手動で料金を設定する必要性を減らすことで、このような事態の発生率を大幅に削減できると期待しています。

とツイートしました。

 

仮想通貨をレットZenGoのブロックチェーン研究者であるAlex Manuskin(アレックス・マヌスキン)氏は、アカウントが取引ボットに属している可能性がある。
取引手数料がボットのコードのエラーであると考えていると、仮想通貨に詳しい海外メディアのTHE BLOCKの取材に答えています。

 

同氏は続けて、考えられる可能性として、送信された値とガスの価格との間のボットコードの混合の可能性があり、送信者は、1分ごとにトランザクションを送信していることが分かっており、このような行動は(人間の)オペレーターには感じられない
同じ操作を繰り返す取引所の、ある種のトレーディングボットの可能性があると語っています。

 

この件にかんしてEthermine ETHプールオペレーターのBitflyは、6月11日にツイートを公開。

https://platform.twitter.com/widgets.js

 

トランザクションを明確にし、返金を受けるために送信者に連絡するように求めています。

 

さらに、イーサリアムのマイニングプールSparkPoolも同様に6月10日のトランザクションを凍結し、解決策を進める前に送信者からの連絡を待っていると主張しています。

 

イーサリアムのガスとは?

 

今回の巨額手数料発生に際して登場した「Gas(ガス)」。
ガスはイーサリアムの“送金手数料”として説明されることが多いのですが、なぜイーサリアムのトランザクションにガスが必要なのでしょうか?

今回頻繁に登場したこのガスとは、イーサリアムブロックチェーンにおけるトランザクションを実行する際、支払われる手数料のことを指しています。

 

イーサリアムには、Gas Price(ガスプライス)Gas Limit(ガスリミット)の2種類のガスがあり、ガスプライスは1Gasあたりにおける単位を、ガスリミットは発行するトランザクションの実行において消費されるガス消費の上限を表しています。

 

コンセンサスアルゴリズムのPoW(プルーフオブワーク)の性質上、マイナーは、受け取る報酬を最大化するため、ガスプライスが比較的高く設定されたトランザクションから優先してブロックに取り込もうとします。
ガスプライスを高く設定すればより早くトランザクションが実行されることになります。

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ビットコイン送金詰まり?『未確認トランザクション』の原因と解消法!

ビットコインを誰のウォレットに、もしくは自分の別のウォレットなどに送ったとしてもすぐには送金は完了しません。その背景には、ビットコインの仕組みや「未確認トランザクション」というものの存在が関係しています。

今回はビットコインで送金処理が行われる手順や『未確認トランザクション』とは一体何なのかということなどについて説明していきます。


ビットコインの送金詰まりとは

よくビットコイン取引において「送金詰まり」といった言葉を見聞きするかと思います。送金詰まりとは、簡単に言うと「送金したのに送金が承認されていない状態のこと」を指します。この「送金詰まり」は、正式には『未確認トランザクション』と呼びます。
『未確認トランザクション』を説明する前に、まず『トランザクション』とは何なのかということについて説明します。

トランザクション

『トランザクション』とは、ビットコインの『取引記録』が書き込まれたデータのことです。

ビットコインでは、送金時に「AさんからBさんに3BTC送金」というような内容の『トランザクション』を作成し、その『トランザクション』が承認されるとそこに書き込まれていた内容の送金が行われることになります。

簡単に説明すると、ビットコインでは以下のような工程で送金処理が行われます。

  • 送金内容を書き込んだ「トランザクション」を作成
  • 作成した「トランザクション」の確認を依頼
  • 「トランザクション」が承認される

*「トランザクション」の作成やマイナーへの依頼は自動で行われますので、その部分を送金者が細かく気にする必要はありません。

この『トランザクション』が承認されなければ、送金は成立しないのです。

未確認トランザクションとは

『未確認トランザクション』とは、文字通り「まだ確認(承認)されていないトランザクション(取引)」のことです。

『未確認トランザクション』とは、先ほど説明した3つの工程のなかの、「確認の依頼はできたが承認はまだされていない」という状態にある『トランザクション』のことです。

トランザクション詰まり

仕組み上、ビットコインのトランザクション承認は『10分間隔』で一斉に行われます。
ですので、通常は10分もすれば『未確認トランザクション』は確認され、処理は完了します。

しかし、ビットコインには、10分間に承認できる『トランザクション』に限りがあります。そのため、取引量が多すぎると処理能力以上の『未確認トランザクション』が溜まってしまい、10分以上経過してもなかなか『トランザクション』が承認されません。

このような状態を『トランザクション詰まり』といい、俗に『送金詰まり』と呼びます。

大量に存在するビットコインの送金詰まりの現状

ビットコインが注目を集めるようになり、取引量も急激に増加しました。
その結果、現在ビットコインには大量の『未確認トランザクション』が大量に存在しています。
他に送金した人よりも多い適度な手数料を支払えば、送金は問題なく完了するのですが、『未確認トランザクション』が大量に存在しているというのは事実です。

ビットコインが普及する以前は手数料をほとんど払わなくても送金が行うことができましたが、現在は手数料を払うのが一般的となっています。

(上の画像は2018年3月5日14時30分ごろの様子)

ビットコインの送金詰まりが増えるとどうなるのか

送金詰まりが起こると、送金したビットコインの着金が従来よりも遅くなってしまいます。
その結果、ビットコインに対する信用度が下がります。原則として通貨の価値は、その通貨に対する需要によって決まり、その需要は信用度によって決まります。
ですから、信用を失うことで需要の低下に影響し、結果として通貨の価格の下落につながります。

実際にビットコインの送金詰まりとビットコインの価格の相関関係を見てみましょう。
下の画像は未確認トランザクション数を表したグラフです。グラフが上に伸びているほど送金詰まりが多発しているということです。

例えば、以下の図で黒い丸を記してある2017年12月22日は送金詰まりが多発しています。

そしてBTC価格は以下のようになっていました。

このように、送金詰まりは価格の下落に影響することがわかります。

自分が送金を行なったトランザクションの確認方法

行った送金の「トランザクション」は承認されているのか、それともまだ未確認のままなのか、それは簡単に確認することができます。


取引所やウォレットの送金履歴から自身の「トランザクションID」を確認し、「Blockchain」というサイトにアクセスします。
そして、画面右上に確認した「トランザクションID」を入力します。

上記の画像のように「未確認の取引!」と表示されていれば、その「トランザクション」はまだ確認されていない「未確認トランザクション」です。「未確認の取引!」と表示されいる間は、その「トランザクション」の送金処理は完了していません。

「未確認の取引!」が「◯確認」の表示に変われば、その「トランザクション」は確認され、送金処理は完了しています。

ビットコインの送金詰まりの解消方法

ビットコインが『トランザクション詰まり』を起こしている時に自分の送金を通すためには、『適切な手数料』を支払うことが大切です。
「適切な手数料」さえ支払っていれば、「トランザクション」が何日も「未確認トランザクション」のままで、送金がいつまで経っても完了しないということが起こる確率は低くなります。

基本的に「トランザクション」の承認は「待つ」しかありません。
「適切な手数料」を支払っていないことなどが原因で、あまりにも長い間「未確認トランザクション」のまま「トランザクション」が承認されない状態が続けば、その取引はいずれキャンセルされることになるでしょう。

まとめ

行なった送金がいつまでも反映されないと、不安になってしまいます。そんな時は今回ご紹介したような方法を使い、「トランザクション」の状態を確認してみましょう。

基本的に「トランザクション」が確認されるまでは「待つ」しかないとお話ししましたが、それ以外に方法が存在しないという訳ではありません。
いつまでたっても「未確認トランザクション」のままで困っているという方などは、詳しく調べてみると情報を見つけられると思います。「仮想通貨取引所」のウォレットを使っている場合は、一度問い合わせてみるのも良いでしょう。

投稿 ビットコイン送金詰まり?『未確認トランザクション』の原因と解消法!COINNEWS に最初に表示されました。