ビットフライヤー(bitFlyer)で口座を開設したら、仮想通貨を購入するために日本円を入金しましょう。
ビットフライヤーには「ウォレットクラス」と「トレードクラス」という2種類のランクがあり、実際に取引するには「トレードクラス」にアップグレードしておく必要があります。
アカウントの登録や「トレードクラス」へのアップグレードが完了していない場合は、先に「ビットフライヤーの口座開設方法!取引所と販売所の違いを解説」をチェックしてみてくださいね。
この記事では、ビットフライヤーの入出金方法と手数料、反映時間について紹介していきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の入金方法と反映時間
まずは入金方法を見ていきましょう。ビットフライヤーに入金する場合、「銀行振込」とクイック入金」の2種類の方法があります。
銀行振込 | ・銀行ATM ・コンビニATM |
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クイック入金 | ・インターネットバンキング ・Pay-easy(ペイジー) ・コンビニ決済(店頭) ・コンビニ決済(店頭設置端末) |
大まかに言えば、手数料をかけずに安く入金したいなら銀行振込、早く入金したいならクイック入金がオススメだ。
これだけでは「銀行振込」と「クイック入金」のどちらが自分にとって利用しやすいのか、まだわかりませんよね。
次の項目から「銀行振込」と「クイック入金」のメリット・デメリット、手数料や反映時間について、それぞれ詳しく紹介していきます。
安く入金したいなら「銀行振込」がオススメ
まずは銀行振込を利用した場合のメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット | ・利用する口座によっては手数料無料 ・住信SBIネット銀行の口座を持っていれば反映が早い |
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デメリット | ・アカウントへの反映に時間がかかる |
のちほど説明しますが、クイック入金は1件につき324円(税込)の手数料がかります。
銀行振込なら利用する口座によっては、振込手数料が無料です。余分な費用をかけず入金したいなら「銀行振込」がオススメなんですよ。
振込先の口座番号は人により異なります。自分のアカウントで公式HPもしくはアプリにログインして確認しましょう。
次の項目から「銀行振込」を利用した場合の手数料と反映時間、注意点について、それぞれ説明していきますね。
振込手数料0円で入金するなら住信SBIネット銀行がオススメ
ビットフライヤーへ入金する場合の振込先は、次の2行です。
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友銀行
住信SBIネット銀行は、同じ銀行同士なら振込手数料0円で利用できます。
三井住友銀行は、次の場合に振込手数料が無料です。
- 振込先である東京第一支店のATMを利用して振り込む
- 同支店の口座からSMBCダイレクトを利用して振り込む
住信SBIネット銀行に比べ、三井住友銀行の振込手数料が無料になる条件はかなり限られています。
振込先として指定されているのは住信SBIネット銀行・三井住友銀行ですが、それ以外の銀行口座からでも振込は可能です。
銀行によっては他行宛の振込手数料が無料になる場合もあります。そういった銀行口座を利用すれば、お得に入金することもできますよ。
ビットフライヤーへの振込入金の反映時間は銀行によって異なる
銀行振込は、基本的にクイック入金よりも反映に時間がかかってしまいます。
それぞれの銀行に振込した場合、入金が反映される曜日や日時は次のとおりです。
振込先 | 入金反映 |
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住信SBIネット銀行 | ・原則として土日も反映される ・入金処理に時間がかかる場合あり(※1) |
三井住友銀行 | ・銀行の営業時間内は随時反映される ・15時以降の入金は翌営業日に反映される(※2) |
※2:午前9時以降
基本的に待てば反映されますが、「振込先自体を間違えている」など、ビットフライヤーの処理以外が原因で入金が反映されない可能性もあります。
反映があまりにも遅いときは、ビットフライヤーに問い合わせてみましょう。
住信SBIネット銀行のお客様口座に入金する際の注意点
住信SBIネット銀行のお客様用口座に入金する際、振込人名義に「5桁の数字」を入力する必要があります。
振込人名義に必要な5桁の数字は、ビットフライヤー公式サイトの入出金ページにある「日本円ご入金」のタブから確認することが可能です。
5桁の数字を入力せずに振り込んでしまうと、処理が遅れ、反映に時間がかかってしまいます。
それだけでなく、入金処理がされない可能性も。
5桁の数字を入力し忘れた場合は、bitFlyerの入出金お問い合わせフォームに次の4つの内容を入力して早急に知らせてください。
- アカウントID
- 5桁の数字 振込名義
- 振込日時
- 振込金額
三井住友銀行宛の振込の場合は振込人名義だけでも問題なく振り込むことができますが、住信SBIネット銀行宛に振込を行なう場合は、数字の入力を忘れないようにしましょう。
早く入金したいなら「クイック入金」がオススメ
クイック入金を利用した場合のメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット | ・アカウントへの反映が早い |
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デメリット | ・1回につき324円(税込)の手数料がかかる ・資産の移転に7日間の制限がかかる※ |
クイック入金は、「今入金してすぐ仮想通貨を買いたい!」という人にオススメです。
しかし「1回につき324円(税込)の手数料がかかる」など、入金が早いがゆえのデメリットもあります。
なかには、「クイック入金を利用した場合、資産には7日間の制限がかかる」ということを知らない人もいるのではないでしょうか。
売買取引には制限がかかりませんが、クイック入金額に相当する資産に関して次のサービスの制限がかかってしまうんです。
- 日本円の出金
- 仮想通貨の送付
- ビットコインをつかう
- bitWire
- Pay
入金後、仮想通貨を購入してすぐにこれら5つの機能を使いたい人は、上の項目で紹介している「銀行振込」にする必要があります。
クイック入金はこれらのデメリットを踏まえて利用してくださいね。
クイック入金の方法と利用可能な銀行・コンビニ
ビットフライヤーのクイック入金は、「PC版Webサイト」を利用した場合と「スマホアプリ」を利用した場合で入金方法が若干異なります。
ここではPC版Webサイトでの入金方法について解説していきます。
ビットフライヤー公式Webサイトの入出金ページ内にある「クイック入金」を開くと、次の3つの入金方法が表示されています。
- インターネットバンキングで入金する
- 銀行ATMから入金する
- コンビニから入金する
インターネットバンキングを利用して直接入金できる銀行は、次のとおりです。
- 住信SBIネット銀行
- じぶん銀行
- イオン銀行
次にクイック入金が可能なコンビニエンスストアを見てみましょう。
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- スリーエフ
- セイコーマート
コンビニ決済は店頭で直接、もしくは店頭設置端末を利用して、入金を行います。
コンビニエンスストアを利用して入金を行なう場合のみ、「1回30万円まで」という上限があるので、30万円を超えて入金したい人は分割して行なうか、コンビニ決済以外の入金方法を利用しましょう。
クイック入金は入金額を入力して、入金方法を選択すれば、あとは表示される手順通りに入金を行なうだけなので簡単です。
クイック入金を利用した場合、ビットフライヤーで承認作業行われ、基本的に数分でアカウントの日本円残高へ反映されます。
しばらくしても反映されない場合は、bitFlyerに問い合わせてくださいね。
ただし、クレジットカードで購入した仮想通貨も1週間、売却・送金などができないということを念頭に置いておけよ!
bitFlyer(ビットフライヤー)の出金手数料と反映時間
仮想通貨を買うためにビットフライヤーへ日本円を入金しますが、反対に、仮想通貨を売ったあと日本円をビットフライヤーから出金することも可能です。
ビットフライヤー上で出金の手続きを行なうと、自分の銀行口座に反映され、日本円を引き出すことができます。
次の項目から、ビットフライヤーから日本円を出金する場合の手数料や反映時間、出金の流れについて、それぞれ解説していきますね。
ビットフライヤーから日本円を出金する時の手数料
ビットフライヤーから日本円を出金するには、銀行口座の登録を済ませておく必要があります。
日本円の出金手数料は、出金先の銀行と出金額によって異なりますので、まずは手数料から見てみましょう。
出金先の銀行 | 手数料 (出金額3万円未満) |
手数料 (出金額3万円以上) |
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三井住友銀行 | 216円 | 432円 |
三井住友銀行以外 | 540円 | 756円 |
このように出金先によって、300円以上も出金手数料が高くなってしまいます。
もし三井住友銀行の口座を持っているなら、入金方法に関わらず、三井住友銀行の口座を出金先として登録するのがオススメです。
ビットフライヤーから日本円を出金する時の反映時間
次に出金時の反映時間を見てみましょう。
銀行口座への反映は、出金の手続きを完了させた時間によって異なります。反映時間の違いは次のとおりです。
・銀行営業日の午前11時30分まで | 原則として当日中 |
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・銀行営業日の午前11時30分以降 ・銀行休業日 |
翌銀行営業日 |
なるべく早く出金したい場合は、銀行営業日の午前11時30分までに出金手続きを済ませましょう。
ビットフライヤーから日本円を出金するときの流れ
ビットフライヤーのPC版Webサイトで入出金ページ内にある「日本円ご出金」を開くと、「日本円残高」と「お客様口座情報」、「ご出金額」入力画面が表示されます。
まず出金先の銀行口座を選択しましょう。
さきほども言ったとおり、出金前に銀行口座を登録しておく必要がありますが、それとは別の口座を追加登録することも可能です。
出金先の口座を追加したい場合は、「銀行口座情報を追加する」から口座情報を登録してくださいね。
出金先の銀行口座を選択したら、出金額を入力します。
入力した金額に間違いがないかを確認して、「日本円を出金する」を選択したら出金手続きは完了。
出金の流れは、スマホアプリでも同様です。
bitFlyer(ビットフライヤー)に早く入金するならクイック入金!
ビットフライヤーに入金する場合、早く入金するなら「クイック入金」、安く入金するなら手数料無料になる銀行を利用した「銀行振込」がオススメです。
銀行振込は住信SBIネット銀行を利用すれば、振込手数料が無料。クイック入金には劣りますが反映もスムーズなので、安さと早さのバランスを重視した入金が可能です。
しかし出金先の口座は、三井住友銀行がオススメ。
なぜなら三井住友銀行とそれ以外の銀行で、出金手数料が300円以上も違ってくるから。
銀行口座は出金画面で追加登録もできるので、三井住友銀行の口座を持っているならぜひ利用してくださいね。