XEM(NEM)

ドルコスト平均法のデメリット:ビットコイン市況

くりぷと(@CryptoBloger)。こんにちは。

仮想通貨全体の市場がお通夜状態ですね。以下bitFlyerのビットコインチャートです。一時78万円までタッチしたのち、現在は93万円程度で推移。

200日移動平均線(水色)を割り、RSI*も30%を下回りました。「売られすぎ」にも見えますけれど、どうでしょう。

*RSI・・・RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断される。出典:RSIの見方・使い方

 

コインチェックのハッキング騒動や金融庁の立入検査、テザー疑惑**、他諸々の悪材料により、市場に不安が広まっている感じですね。困りました。

ビットコインを初め、暗号通貨自体に問題は無いので、気長に待ちたいと思います。(テザー社が裏付けのドルを持ってない場合、かなり怖いですが)

 

**テザー疑惑

TetherはUSD (米ドル)の価格に連動させるべく、発行額に相当する米ドルを発行元が保有しているとされてきましたが、実際には発行元が米ドルを保有していない可能性が指摘されている 引用:http://www.financepensionrealestate.work/entry/2018/02/02/081406

 

ドルコスト平均法のデメリット

こんな中でもZaifコイン積立は粛々と続けています。ただし、今年の1月中旬からは下落トレンドですので、「含み損」の状態です。買った後に主要通貨が値下がりしているので、これは当然ですね。

ドルコスト平均法は優れた投資手法ですが、こういうときは辛いです。短期目線では粛々と資産が目減りして行くので。

 

一方で、この後に市場が回復する事を見込んでいるので、ここは頑張りどころ、踏ん張りどころと見て、「脳死状態」で耐えようと思います。

 

2007年のリーマンショック時が、まさにそうでした。イケダハヤトさんのtweetとブログによると、ショック後に市況が回復して、含み損が解消されるまで、4年もかかった計算になるそうです。

含み損の時期に離脱した人も当然おり、そういう方々は、ショック後の景気回復の波に乗る事は残念ながらできませんでした。勿体無いですね。しかしそういう判断も有りだと思います。さらに景気が悪化する可能性もあったわけですので。

 

仮想通貨の市況が今後回復するかどうかは誰にも分かりません。個人的には、Lightnig networkのチャネル数の増大、テレビニュースによるNEMや仮想通貨全体の認知拡大、LINEなどの事業者の参入など、足腰を強くする材料も出てきており、また市場全体も小さいため、非常に期待しています。

まあ、こういう時は日本円資産建てではなく、「ビットコイン建」で見ておくと良いように思います。「ビットコインの枚数は減ってない」ためです(アルトコイン比率によります)。

 

参考:

LINEが仮想通貨事業などの金融事業への参入を本格化、新会社を設立
サムスンがASICチップ事業参入! ビットメインの牙城崩すか

 

関連記事はこちら>>>我々凡人は、ドルコスト平均法と「暴落したら買い増し」で良い

NEM/XEMマルチシグのメリットとデメリット

こんにちは。くりぷと(@CryptoBloger)です。コインチェックの事件以降、「マルチシグ」が流行ってますね。

関連記事はこちら>>>仮想通貨の資産管理は自分自身で:コインチェック事件に思う事

 

取引所のNEMマルチシグ導入要否に関しては、各取引所のセキリティポリシーに拠ると思いますのでここでは省きます(そもそもマルチシグで全部解決できる、という単純な問題ではなさそう)。

 

ちなみに「いちばんやさしいブロックチェーンの教本の著者であり、カレンシーポート株式会社CEO 杉井靖典氏の技術的な見解は非常に興味深いです(補足追記あり)。

 

補足追記:

NEMはコールドで署名が出来るとの、 syroheiΞYusaku Sengaさんの見解です。

 

実際にQRコードを介する手法で、実装した方の報告も。

  • ネットワークにつながっていない端末
    1. オンラインウォレット宛の 署名済みトランザクション を生成する
    2. 署名済みトランザクション を QRコードへ変換
  • スマートフォン等
    1. QRコードを読み込み、署名済みトランザクションをNEMネットワークに送信する

出典:NEM のコールドウォレットの自作は難しいのか検証してみた

 

コインチェックとしては、これらに対応出来る技術者が足りなかったか、それとも運用上の理由などで、ホットウォレットにXEMを入れっぱなしにしてたのですかね。今後の報告が待たれます。

 

話が逸れましたが、本稿では、個人がマルチシグを使う場合のメリット/デメリットを考えてみたいと思います。

安易に導入するとGOXする恐れもありますので、慎重に検討したいですね。

XEM/NEMのマルチシグを使う場合のメリット/デメリット

たまにNEMのマルチシグって簡単に使う事ができるよ、と聞く事があるのですが、設定自体は結構複雑に感じます。まあこれは個人の主観や場合による話なので、程度の問題ですかね。

マルチシグの概要

マルチシグは、1つのアドレスを複数の連署人の鍵で管理する仕組みで、「連署人3人中2人の承認が無いと、コインを送金できない」というような運用が出来ます。鍵を1つ盗まれても、それだけでは不正送金できない訳ですね。

下記スライド資料が非常に分かりやすいので、是非ご一読をば。12枚なので、直ぐに読み終わります。


マルチシグのメリット 

  • 誤送金リスクの低下
  • コイン盗難リスクの低下
  • 複数人での財産管理(サークルや家庭など)

 

マルチシグのデメリット

  • 送金がし難くなり、利便性が損なわれる
  • 連署人が結託したらコインの喪失は防げない
  • 連署人が心変わりした場合や指示に従わない場合、鍵を紛失した場合に、コインを動かせない(「嫁GOX」とか・・・)
  • 連署人の鍵を自身で分散して管理しても良いが、紛失などの管理コストが上がる
  • 連署人が署名する環境は、自身の環境と分ける必要がある(分けなくても良いですが、セキュリティ的にあまり意味が無い)

 

以上です。

マルチシグに関しては非常に興味深い機能なので、下記のAKANEM Blockchainさんやタヌ様の記事をご一読される事、推奨させて頂きます。また本記事に誤りなどありましたら、お知らせいただけると幸いです。出来るだけ速やかに訂正致します。

 

参考

NEM(ネム)マルチシグ設定方法と落とし穴|xemを安全に保管する

参考

nembarでNEMのマルチシグをざっくり説明する実験

 

関連記事はこちら>>>仮想通貨の資産管理は自分自身で:コインチェック事件に思う事

仮想通貨の資産管理は自分自身で:コインチェック事件に思う事

非常に残念な事件が起こってしまいました。コインチェックのXEM盗難(ハッキング)事件です。

仮想通貨取引所大手のコインチェック(東京・渋谷)は26日、利用者から預かっている約580億円分の仮想通貨が外部からの不正アクセスにより流出したと発表した。2014年に日本のビットコイン取引所だった「マウントゴックス」が約470億円分を消失させて以来、過去最大の仮想通貨の流出となる

参考

コインチェックの仮想通貨不正流出、過去最大580億円日本経済新聞

これから原因究明と対策が講じられる筈ですので、被害者の方々のためにも、盛り上がってきた界隈のためにも、コインチェックの皆さんには全力で頑張って頂きたいところです。私も多少ではありますが、資産を置いたままになっています。債務超過で会社を整理、という事になれば恐らく戻って来ないので、勉強代だと思って諦めるつもりです。というか取引所に置いてある分は、その前提で過ごしています。

 

XEM盗難事件に思う事

和田さんと大塚さんが出ていた記者会見は、まるで針のむしろのようで、見ていて気の毒になりました。後半は同じ質問の繰り返しで、単に責め立てる事を目的としていたようにしか思えませんでした。個人的にもお世話になった取引所ですし*、大塚さんの本では仮想通貨の初歩を学ばせて貰いました。一方的に糾弾するのは、アンフェアな気がしてなりません。このように考えるのは、情が生じているからでしょうか。

*コインチェック銘柄で私の資産はブーストしましたし、多少のアフィリエイト報酬もいただいています

 

上述の情は別にして、盗難の経緯について気になるのは下記の点です。

  • なぜ大量の、それもほぼ全額のXEMをホットウォレット(online環境下)で管理していたのか
  • 保管場所を分割していなかったのか
  • その期間はどの程度だったのか(創業以来ずっと?)
  • 秘密鍵が流出したのはいつだったのか
  • 秘密鍵の流出経路はどうであったのか
  • マルチシグはなぜ活用されなかったのか
参考

ホットウォレットとコールドウォレットとは?qiite

参考

マルチシグSlideShare

 

様々な事業上の理由があると考えられますが、お金を預かる仕事上、顧客の資産保護は最優先。結果的にこれが出来なかったことについては、早期に原因を明らかにして、対策を講じる必要があります。

 

予想されたGOX

この界隈は非常に盛り上がって来ていましたし、取引所側のマンパワーが足りない事は容易に想像が付きました。サポートからの返事が遅いとか、新規登録申し込みを一時停止するとか、そういう話が沢山聞こえていました。これは危ないと思い、下記予想を立てていたところ、まさかのコインチェックのGOX。

何というか、めちゃめちゃ残念です。仮想通貨は大金を簡単に動かせますし、悪意のあるクラッカーは世界中から常に攻撃の機会を伺っていますので、取引所には大金を置かないようにしましょう

 

仮想通貨の資産はどこへ置く?

ではどこに置くのが良いのかというと、やはりウォレットです。多くの種類のウォレットがありますが、安全だと思う順番は下記の順です

 

ペーパーウォレット>ハードウェアウォレット>PCウォレット>モバイルウォレット>WEBウォレット

 

ペーパーウォレット

多額の仮想通貨は出来る限りペーパーウォレットに送り、秘密の場所や金庫などの、物理的に安全な場所へ保管しましょう。

ペーパーウォレット

アドレスと秘密鍵を印刷することにより、紙ベースで保管する方法です。通常、長期の保管が主目的であり、最も安全な管理方法の一つ

引用:https://jpbitcoin.com/wallet/paperwallet

 

ビットコインのペーパーウォレットの作り方は下記をご参考下さい。

参考

ペーパーウォレットの作り方Bitcoin日本語情報サイト

 

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットは、安全性と利便性のバランスが程よくミックスされたウォレットです。秘密鍵を物理的にインターネットから分離して安全性を確保し、コインを動かしたい時だけ簡易に利用できます。有名なのは、TrezorLedgerNanoSですね。保管できる通貨は下記サイトから引用させて頂きます。

TREZOR(トレザー)

  • Bitcoin(BTC)
  • Bitcoin Cash(BCH)
  • Ethereum(ETH)
  • Ethereum Classic(ETC)
  • Litecoin(LTC)
  • Dash(DASH)
  • Zcash(ZEC)

以上、計7種類。

※今後近いうちにNEM(XEM)実装予定とのこと。

Ledger Nano S(レジャーナノエス)

  • Bitcoin(BTC)
  • Bitcoin Cash(BCH)
  • Ethereum(ETH)
  • Ethereum Classic(ETC)
  • Ripple(XRP)
  • Litecoin(LTC)
  • Zcash(ZEC)
  • Dash(DASH)
  • Dogecoin(DOGE)
  • Komodo(KMD)
  • Ark(ARK)

以上、計11種類。

引用:https://kasoutsuuka-matome.com/2017/09/30/hikaku/

 

尚、ハードウェアウォレットはメーカーから直接購入しましょう。Amazonやメルカリで買うと、悪意のある罠が仕掛けられ、資産を盗られる可能性があります。

Trezorをメーカーから直接購入する方法(動画付き)

 

NanoWallet(ナノウォレット)

今回騒動となったXEMは、NanoWallet(ナノウォレット)で保管が出来ます。設定後は秘密鍵をオフライン環境下で厳重に保管するようにしましょう。

参考

【NEM】nanowallet(ナノウォレット)作成とハーベストの設定方法crypto-currency-glossary.

 

モバイル版のウォレットとも連携できる優れモノですが、セキュリティリスクを考慮して、私はモバイル版は使用していません。

 

今回の騒動に関しては、早期に原因が究明されることを祈るばかりです。一番懸念されるのは、下記のように考える方が増えることです。仮想通貨は自己責任が原則とはいえ、今回の事件はかなり大きな影響を残す気がしています。

関連記事はこちら>>>NEM/XEMマルチシグのメリットとデメリット